理由づける×国語

物語文の解釈の根拠を示すためにクラゲチャートを活用した実践です。

教科等:国語
考えさせたいこと:物語の最後に飛んだ白い鳥が主人公かどうかを考える
コメント:物語の解釈は多様にありますが,それは本文中の記述をもとにする必要があります。自分の考えとその理由を整理するためにクラゲチャートを活用しています。自分の考えとともに理由を説明することによって,物語の解釈を多様にしながら,読みを深めることを支援します。友達の意見は赤文字で追加しています。

比較する×音楽

「比較」は基礎的なスキルでいろんな教科に出てきます。
音楽で2つの民謡の特徴を比べた実践です。

教科等:音楽
考えさせたいこと:2つの民謡の特徴を捉えよう
コメント:それぞれの特徴を整理させつつも,民謡が「地元のことについて歌っている」という共通点があることに気づかせる実践でした。いろいろな視点で比較することで,それぞれの歌の良さに加えて,民謡という歌の特徴への気づきが促されていました。

分類する×社会

社会科で分類のためにXチャートを使った事例です。
分類と多面的はよく似ている思考なので,先に視点を設定してそれにあわせて教科書を抜き出すというような活動であれば「多面的」,学んだことを4つに分けるという活動であれば「分類」となります。

教科等:社会
考えさせたいこと:イタリアの状況を整理しよう
コメント:イタリアについて調べたことを,それぞれの視点に分けて整理しています。それぞれの地域について整理した結果を共有することで,国の違いや特徴に気づきやすくなります。

理由づける×総合

総合的な学習の時間でプログラミングを体験し,そこからプログラミングに対する考えを整理した実践です。
プログラミングに対する考えとその理由を体験から整理します。

教科等:総合
考えさせたいこと:プログラミングについての考えを整理する
コメント:体験や話から考えたプログラミングに対する考えを整理させています。その際に結果だけでなく,理由もあわせて整理させることで何を学んだのかを看取ることができます。
どの思考ツールにも共有しますが,枠は全部埋める必要はないし,足りなければ枠を足すこともできます。

多面的にみる×生活科

生活科では,いろんな感覚を使って体験したことを整理しておく場面があります。
体験したことを多面的に整理するためにXチャートを活用した事例です。

教科等:生活科
考えさせたいこと:体験したことを整理しよう(変わったことを見つけよう)
コメント:まず体験したことを4つの視点から整理しています。さらにこの実践では夏に行った整理の上に秋の体験の結果を重ねることでその変化や比較を示しています。変化をとらえる,比較するためのツールは使っていませんが,多面的にそれぞれの視点で整理されていることで,比較の視点が明確になると思われます。

構造化する×国語

文章上の記述から,登場人物を性格を構造化して想像させる実践です。
国語で大切になる文章上の記述とその解釈の対応をちゃんと構造として整理することを促した実践です。

教科等:国語
考えさせたいこと:登場人物がどんな男の子なのかを考える
コメント:国語では文章上の記述を根拠に解釈をすることが求められます。そのために自分の解釈の構造をしっかりと示すためにピラミッドチャートが活用されています。
一番下に根拠となる本文,真ん中にその解釈,そして,一番上にそこから考えた登場人物の性格を書きます。
このように整理することで,友達と比べた際に,抜き出してきている記述が違うのか,記述は同じだけど解釈が違うのか,など,比較の観点が具体的になり,多面的に文章を読み解く支援になることが期待できます。

多面的にみる×道徳

道徳では,「多面的にみる」思考が求められる場面がたくさんあります。
多面的にみるためのツール,バタフライチャートを使った事例です。
バタフライチャートには,強い反対,弱い反対,弱い賛成,強い賛成の4つの理由を記入するスペースがあるので,それぞれの考えを想定して,整理することができます。

教科等:道徳
考えさせたいこと:謝りに行くべきかどうかを考えよう
コメント:謝りに行くべき理由と行かないほうがいい理由を考えます。自分の考えだけでなく,逆の立場の考えを想定することで,自分の選択の良いところだけでなく,別の選択肢の良いところも想定します。
このように整理した後で,自分の考えをまとめさせることで,多面的に検討した上で考えを持つことができるでしょう。
この実践では,Google Jamboardにそれぞれの理由を書き出させたのち,その理由を「誠実かそうでないか」で色分けさせることで,単純に「謝りに行くという行動だけが誠実である訳ではない」と言うことをに気づかせる工夫がなされていました。

比較する×理科

理科の基礎的な思考「比較」に焦点を当てた実践です。

教科等:理科
考えさせたいこと:水・空気・金属のそれぞれの性質を考える
コメント:それぞれの特徴を比較し,ベン図に整理することを通して,性質や特徴について気づかせる実践。
この整理の後,3名以上に性質を説明させる活動が入ることで,ベン図をもとに性質を考え,まとめる必要があることも重要な要素になる。

この実践ではGoogleスライド上にベン図を配置し,記入させています。こうすることで,友達のベン図をいつでも参照できたりするメリットもあります。

広げてみる・多面的にみる×国語

思考スキルを組み合わせた事例です。イメージを広げた後,それを多面的に整理し,自分の考えを作りました。

教科等:国語
考えさせたいこと:絵をどのようにみるのか,どう解釈するのかを考える
コメント:授業の中で複数の思考を期待する場面では,思考ツールが複数出てくる場合もあります。
全てに思考ツールを活用する必要はありませんが,組み合わせることで考える順番がわかりやすく支援された実践でした。
この実戦では多面的に整理した上で,解釈を整理させていましたので,「構造化する」スキルも求められていた実践だったと言えるかもしれません。

広げてみる×音楽

広げてみるはイメージや発想を広げるときに使う思考スキルです。イメージマップでイメージをどんどん広げていくことを支援します。

教科等:音楽
考えさせたいこと:歌詞に含まれた気持ちを想像する
コメント:一つの歌詞から自分や登場人物が何を考え,どんな気持ちになったのかをどんどん広げていく実践です。
一つの歌詞の中にもいろんな感情が想像できることをイメージしていく実践です。